川原さんに学べ

久しぶりの更新になってしまいました。
元気にやっています。

東京にお住まいの皆さんへ、講演会のお知らせです。
講師の川原さんのお話を聞いたのは3年前。
思わず講演最後には涙を流してしまいました。
その川原さんもどんどんと知名度をあげ、
去年は日本テレビの「行列ができる法律相談所」で特集されるほどに。
ちょうどJICAの二本松訓練所にいたため、
仲間を集めてみんなで番組を観てはまたも感動・・・。
印象に残った言葉や姿勢はいくつもありますが、

「日本には何でもあるけど何かがない。アフリカには何もないけど、なにかがある」

という一言はいまでも深く心に刻まれています。
時間がある方はぜひ。おすすめです。


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ロシナンテス東京講演会
「スーダン・東日本大震災 〜光を求め続けて〜」
6月4日(土)13:00〜
武田先端知ビル・武田ホール@東京大学浅野キャンパス

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6 月4日(土)に、アフリカ・スーダン、及び宮城県名取市・岩沼市で活動する、
NPO法人ロシナンテス代表理事 川原尚行の東京講演会を開催いたします。

外務省の医務官として赴任したスーダン、続く内戦で厳しい生活をしいられる人々を見て、
医師として何かできないかと外務省を退職し、NPO法人ロシナンテスを設立、家族を日本
に残して、スーダンでNGOとして活動を始めました。
その活動は医療にとどまらず、現在では、学校・教育事業、水・衛生事業、交流事業、
スポーツ事業と幅広い分野にわたって総合的に取り組んでいます。

また、本年 3月11日の東日本大震災に際し偶然東京に一時帰国していた川原は、
そのまま被災地に向かい、名取市・岩沼市において医療支援活動を開始しました。
医療活動は地元の医療機関に引き継ぎましたが、被災民の依頼もあり、仮設住宅内の
健康管理を行っています。
また、子供たちをの勉強を補助やスポーツ活動などを行う寺小屋事業、そして造園業者と
協同してのガレキ撤去、ドロ除去などの支援活動を行っています。

その精力的な活動は、日本の多くのメディアにも取り上げられてきました。
最近では、日本テレビ「行列のできる法律相談所」や「深イイ話」で、ロシナンテスと
川原尚行の活動が1時間の特集で紹介されました。

今回の東京講演会では、スーダン・東北でのロシナンテスの最近の取り組みや、
川原尚行がスーダン・および東北での暮らしで見つけた、苦境の中の人々の輝きに
焦点をあてて、「スーダン・東日本大震災 〜光を求め続けて〜」というテーマ
のもとお話しします。


●時間:6月4日(土)13:00〜 (受付 12:30〜)
  ※13時には講演会が開始しますので、お時間に余裕を持って会場へお越し下さい。

●会場:武田先端知ビル・武田ホール(東京大学浅野キャンパス)
東京メトロ千代田線 根津駅下車(1番出口)徒歩5分
東京メトロ南北線 東大前駅下車(1番出口)徒歩10分
http://www.vdec.u-tokyo.ac.jp/Guide/access.html

● 参加費:無料

●定員:339名

●プログラム
12:30 受付開始
13:00 開会
13:05 講演:「スーダン・東日本大震災 〜光を求め続けて〜」
14:30 閉会


【プロフィール】

■川原尚行(NPO法人ロシナンテス・代表理事)
1965年福岡県北九州市に生まれる。
高校、大学時代はラグビーに没頭し、主将を務める。
医学の道を志し、九州大学医学部へ進学。
1998年外務省入省、在タンザニア日本国大使館医務官として赴任。
2002年在スーダン日本国大使館へ医務官として赴任し
スーダンの現状を目の当たりにする。
2005年1月外務省退職を決意し、同年4月よりスーダンにて医療活動を開始。
2007年にはスーダン ガダーレフ州シェリフ・ハサバッラ村に診療所を開設。
2010年3月より、宮城県名取市・岩沼市にて、医療支援・瓦礫撤去作業を開始。
現在はスーダンと宮城県を往復し、両地域の復興に向けて尽力している。

NPO法人ロシナンテス
http://www.rocinantes.org/


●●● お申し込み●●●
https://ss1.coressl.jp/kokucheese.com/event/entry/11891/
(お申込フォームより送信してください)

*本講演会は事前にお申込が必要となります。
定員になり次第、お申込を締め切らせて頂きますのでお早めにお申込ください。

[お問い合わせ]
東京大学国際交流機構(UT-IRIS) 担当:宮内
y.miyauchi@ut-iris.org
http://ut-iris.org/